軽いショック

2011年7月28日 恋愛
一年以上音信不通になってた、元彼女に試しにメールを送ってみたら
やっぱりというか覚悟してたけど教えて貰ってた二つの携帯メール、二つともメルアド変わってた…もしくは拒否られている。エラーが返ってきた。

えへへ。
何となく不気味に笑ってしまったよ。
仕方無いよね。むしろ変えずに放置してる自分のが変だもの。
何ていうか、自分の過去と現在の負い目に潰されて伝えたかったことは何も明かせないままに恋愛を続けて、そしてどちらからともなく終わってしまった。…そんな感じ。
うん、仕方無い。仕方無いんだ。

えへへ。
こんなどうしようもない人生歩んでる私がそれでもただ一度でも自分以外の誰かを好きになれた。想いに応えて貰った。
それだけでも嬉しい、なんて考えるのはある種の現実逃避なんだろか。
でも実際、悔しいとか悲しいとかは少ない。そりゃ…ちょっとは期待してたからショックはあったけど。

いいんだ。
一生の中で誰かを一度も強く愛さずに終わるよりずっといい。
私には好きな人がいた。好きになれた人が過去にいた。
そんなことを胸に抱いて生きてけるのは喜ばしい。

何十、何百とある「嘘」の塊達の中で埋もれずに存在し続けるだろう。

ありがとう。…そして、さようなら。

誕生日

2010年5月7日 恋愛
一週間前くらいか、七月にコッチに遊びに来るから、ウチに泊まれる?と沖縄にいる彼女からメールがあった。…そのメールも、四ヶ月ぶりとか、そんな感じ。
…もう、どうでもいい。
好きとか、嫌いとか、そんなのもどうでもいい。
ほったらかしにしてたのはお互い様だ、文句だって言わない。

……どうでもいい。
私なんかと関わっても、君の運が下がるだけ。私の鬱っぷりに引きずられて、順風満帆な人生に支障を来たす前に、早いとこ見切りをつけてくれ。
返事は待って欲しいとメールを返した後、5/○。彼女の誕生日だった。
忘れてはなかったけれど、去年の私の誕生日、何の連絡もくれなかったのも一緒に思い出した。……オメデトウのメールも送らなかった。
着信履歴が一つ。リアルタイムで鳴ってたけど取らなかった。

もう、どうでもいい。
君は君の人生を歩め。
私は一緒に行けない。心から笑うことも忘れてしまった。
私はみにくい。歪んでいる。

…いつか。彼女の方から、別れを告げられたら。
ちゃんと「ありがとう」って。それだけは必ず言おう。

変わらない日常

2010年2月15日 恋愛
父と私。二人だけの家は広すぎる。
食事を取る時と手洗い以外には一階へ降りない。
毎日ネットを見ている。
最近、テレビも点けなくなった。
外界と遮断するべくヘッドフォンも外せない。
音楽が耳の中で鳴っている。

…非日常の中でも恋をした。
いや、只の執着だったのかも知れない。
自分と似た人を見つけ親近感を覚え、嬉々として近づいた。話しててとても楽しかった。つたない知識を披露してそれを喜んで受け取って貰えるのが嬉しい。
だけど、そんな人ももう居ない。
私から離れた。
私から消えたんだ。

その人が一人だと思ったからこそ近づけた。
孤独な私は孤独な人と寄り添いたかった。
寂しさを分かち合うことが出来れば、それで良かったのに。
…何も知らなかった。
彼女に大切な人が居た。それを知った瞬間、心が裂かれた。懐かしい痛み。現実と触れ合わなくても、ただの文字列だけで、こんなに激しく胸を揺さぶられる感覚は。以前に何度か経験したものだ。
一緒に居られればそれでいい、なんて嘘だと思い知る。本当は自分だけのものにしたかった。自分以上に大事な人間なんて作らないでくれと。強烈な執着と独占欲が牙をむく。胸が酷く締め付けられる。
…懐かしい痛み。

全てを押さえ込んで、私から消えてやった。何も言わずに。
そうでもしなきゃ酷いことをぶつけてしまいそうで怖かった。
…好きな人を感情に任せて傷つけるのは怖かった。
だったら、何も言わずに。何も言わずに黙って去ろうと。
どうせ想いを告げた訳じゃない。ただの仲良しさんに過ぎなかった。
ネットの世界の人の繋がりなんて薄っぺらいものだ。
何も言わずに逃げた私を責める者は誰もいない。

傷はいつか塞がる。
何もかもが色あせて、思い出に変わってゆく。

…子供っぽくて構わない。
一度でも好きになった人をこき下ろすような真似だけは、絶対したくない。
憎しみも哀しみも寂しさも両手で抱え込もう。
絶対に彼女へは零さない。

久しぶりに

2009年1月18日 恋愛
電話をした。声が聴けて嬉しかった。うじうじ悩んでいた事を吐き出せてスッキリした。私の悩みのほとんどは解決しないままだけど、それで良いと思った。声って不思議だ。

別れるのありかな?と尋ねたら別れないと即答された。
正直ありえないと思った…だって、メールも電話もせずにお互い半月平気でいられるんだよ?自分の気持ちを疑ったりしないのかと…言葉通りに受け取るのが難しかった。でも、その一言は嬉しかったんだ。頼りない一言だったけど…やっぱり嬉しかったんだ。

でも……彼女を思うと涙が出る。
この先、一緒に暮らせる日は来ない気がして。
遠距離なんて大嫌いだ。何でこんなに遠いんだよ。
悲しみを通り越して、最近は腹が立つ。

甲斐性の無い自分。勇気が無い自分。自信が無い自分。
求められたいのに求めてばかりの自分。寂しさに耐えられない自分…。
理想の自分と現実の自分。夢がある彼女。夢のない自分。
…腹が立つ。
とても、とても腹が立って、そして苦しくなる。

黙って耐えているのが、苦しい。
携帯しか想いを伝える手段が無いのが、苦しい。

私が女であるのが、苦しい。
女の弱い部分が自分にもあるのが嫌悪感を募らせる。

嫌いになってくれたらいいのに。見放してくれたらいいのに。
暖かい言葉なんていらない。そんなの信じない。信じられない。

…まだ私は彼女を愛してるんだろうか。
愛って、何を受け取り何を与えるもの?

……。
…。

沈みたくなる。深くてぬるい水の底に…静かで、誰も居なくて、何も考えずに安心できる場所に…。
夢で見たような、両手でぎゅっと頭を抱きしめられるのと同じ心地がするはずだ。

mixiは

2009年1月5日 恋愛
書きたいことが書けない。いや、私の中の溜まったドロドロを綺麗さっぱり吐き出せない。だから此処に戻ってきた。
ただいま、昔の私達。

もう27にもなって、まだバイト暮らしをしてる。
でも…変わった。弟が帰って来たり父親が還暦を迎えたりして心穏やかならぬ最近ではあるものの、今行ってる仕事は割と上手くやれてる。薬を飲みながら生き続けてみれば、喜怒哀楽という感情は薄れていき傷つく事がなくなって。
自分で自分を傷つけていた頃が懐かしいくらいに、遠い。
今が最善かどうか分からない。でも、泣いて暮らす日々よりはずっとずっと居心地は良いはずだ。

遠距離の彼女との恋愛は……危うい時期を迎えている。
もう4年目になって、会った回数はたった3回だけ。飛行機を使わないと行けない距離、唯のバイトの収入じゃあ、どうにもならなくて。
よく続いたと思う。でも最近はメールや電話をしなくなった。
彼女は大学に進学し医者になるべく勉強しバイトをしている。反面、私はだらだらと唯のバイトをし帰ったら疲れた身体を休める日々。夢なんて無くて。

そう。夢がある彼女と、夢の無い私。
少しづつ蝕まれていたんだ。途方もない空虚感に。
彼女を愛している。会えるものなら会いたい。
だけど、反面旅費が勿体無いと思ってる。自立してゆく彼女を前に当惑もしている。もう頼ってくれない気がして。
意味のない会話がしたくなくて、そしたら自然とメールのやり取りも気乗りがしなくなった。彼女はノーマルかも知れないという不安が、将来を危うくする。私は異性を愛せない…だけど彼女にも強要する権利は無い。
彼女との未来が見えない現在、終わりという言葉が胸をちらつく。

初めての失恋はどんな味がするんだろう?
空虚な胸に少しは響くものがあるんだろうか。

その時を感じながら、たまに名前を口にする。
意味なんて無い。馬鹿の一つ覚えみたいにふと呼んでる。

初めての失恋はどんな味がするんだろう?
誰にも必要とされなくなった世界が、少し怖い。









お久しぶりです

2007年3月30日 恋愛
かなり放置気味ですが日記を書いてなかった訳ではありません。ちまたのmixiの方で細々と続けています。
一応近況の方をこちらにも。
彼女との恋愛はまだ続いています。来るGWに向けてせっせとバイトをし貯金しております。
毎日がつらいのはデフォ。人との距離の取り方が今になっても分からずに苦しい思いをしながらも薬を飲んで生きています。
そんな私にも生きがいができました。
彼女を中心に私の世界は回っています。

2度目の逢瀬…。最初よりはもう少し落ち着いて彼女を見つめることができる。
独占欲がうずく。今以上に彼女を私だけのものにしてしまいたい。やり方は知ってる。夜は激情に任せ抱き求めるだけ。
そんな醜い感情も、私の一部。
今まで抑圧されてきた歪んだ想い。
今晩は、詳細は後ほどと書き記しておきながらずっと放置でした。元々そんなもの私に書けるはずが無いんです、何もかもがあっという間に過ぎてしまって事細かに覚えておけないんです。

身体を重ね瞳を交わし私は愛されてる実感を知りました。同時に、それまで尽くしてきた全ての行為が愛情でもあると確信しました。大きな驚き。大きな感動。私は25歳にして初めて恋愛を始めたんです。…これもまた秘密の一つになるのだろう。

同性愛は嫌いです。気持ち悪いです。タブーを犯している、常識から逸している、ただそれだけに反応して憎んですらいる。
だけどそんな私は彼女が好き。大好きなんです。
矛盾を抱えて生きる。他の誰にも話せず、会いたい時に会えない寂しさを押し殺し笑顔で過ごして。

去年より涙脆くなった気がする。
甘える、という行為を少しづつ覚えてきた…。なんて忌々しい行いだろう。媚びも私は嫌いだったはずなのに…。

恋をして私は変わった。
服装や髪に気を使うようになった。…これはメリットだ。
すぐ人に頼るようになった、何かにつけて動揺するようになった。…これはデメリット。

…………。
……。
結局何が言いたいんだろう。支離滅裂だ…。
救いを求めてるのは確かだ、平穏を探している。
彼女に会いたい。会って寂しさを埋めたい。
メールや電話じゃ全然足りない。
…同じならいいのに。

詳細は後ほど

2006年12月27日 恋愛
メル友を那覇行きの便に乗せ、神戸空港から戻ってきました。

あっという間の7日間でした。
ことあるごとに繋いで絡めてくれた指は温かく、毎晩、風呂上がりに梳いてあげた髪は真っ直ぐで。
キスは柔らかく舌は甘かった。汗ばんだ肌に少しも不快感を覚えなかった。
何もかもが夢のようで。鏡に映る肌に残った幾つかのあざにはっとして。

ぬくもりを覚えている。
広くなった部屋がひどく寂しい………。

……道を踏み外した気分。だけど…。
初めて顔を合わせて前以上に好きになった。
自然のことだと、独りよがりじゃなかったと信じたいです。

明日からまた仕事だ…。お土産を持って行くのです。

逢って分かるもの

2006年12月21日 恋愛
お久しぶりです…といっても、この日記を読んでる人が居るかどうか分かりませんが私は生きてます。
8月の半ばに日記を停止した後、もう1ヶ月ほど私はマンションに居続けました。だけど結局、家賃電気代ガス代を払えず逃げるようにして実家に戻りました。
帰れば憎くて怖い弟が………居なかった。
奴はどっか遠方でまた犯罪起こして裁判所→今も刑務所の中に居ます。きっと車上荒らしか盗みでもしたんだ、殺人や強盗ができるほどの度胸を持ってるはずがない。
弟さえ居なければ私にとって実家とは住みやすい場所だった。

10月からまた新しい職場を探し働き始めました。
お金を稼ぐ理由ができると、しんどいのもどうにかなるのかも知れない。…11月は4日しか休んでいません。よく頑張った私と誉めてやりたいです。

メル彼女(…呼び方に間違いはない)が冬休みを利用して23日に沖縄から身一つで家にやってきます。父さんに迷惑掛からないよう、寝泊りは私の部屋で。一泊して大阪へ。ホテルに泊まって海遊館→USJと27日まで遊んでくるつもりです。
メールでは確かに恋人だった。でも実際に会えばどうなんだろう……酷く怖いです。
お姉さんのように慕われるのは苦痛だ。そんな関係に変わってしまうなら消えてしまいたい……。
だけど電話で一緒に寝ようと嬉しそうに話す彼女に、私は複雑で…。

一緒に居たい。恋人のよに見て欲しい。だけど同性だ。
彼女は若い。私を好きでいるのもひと時のものだ。
彼女に触れたい。彼女に触れて、と言われたい。
会いたくない。知られたくない。私は病気だ。
怖い。会うのが怖い。

一ヶ月半、死にもの狂いでバイトでお金を稼ぎ、
一軒家ながら全く掃除がされていなかった家の中を一週間かけて掃除し使えない家具やマットを取替え、綺麗にした。
私も変えた。縮毛矯正を受け髪を真っ直ぐにし、大阪まで一人で出てバッグからコートから服から靴から揃えた…。

見栄張りではなく、マトモな物を何一つ持っていなかった。
ようやく人並みで居る。
ホテル代、USJチケット代抜きで、残金は8万弱…。これを全て旅行に注いで来ようと思う。
最後の恋になるかも知れない。だったら……悔いは残したくない。
知られたくないものを知られ、二度と会えなくなる。
私の挙動不審を見て彼女の思いも冷めるのだ。

だけど。
会いたい気持ちは変わらない。
こんなにも誰かを好きになったのは初めてだった。
後ろ向きな思考は常に、これが最後と傷つかぬよう心構えを持たせようとする。…それでいい。
旅行が終われば彼女は沖縄に帰り、私はまたバイトに勤しむ事になる。弟が刑務所に入って3ヶ月…いつ戻ってきてもおかしくない。私はきっと、たまに独り怯えて過ごす毎日を送るんだ。
誰にも言えずに。
独りで。

目を見つめて「好き」と告げ私は昇華する。
苦しい思いを吐き出す事も叶わずに消えていった遠い日々は、その瞬間の為に在ったのだと。
守ってやりたい。震える手で守りたい。
…守らせてくれるなら。

…休んだ、よ。

2006年5月29日 恋愛
メールやメッセは顔は見えないから、(笑顔)なんて付け加えながら彼女と話をするんだ。
本当は心の中はグチャグチャなんだ。話してたくない、けど離れて行って欲しくもなくて談話に付き合ってやってるんだ。
別れて、と告げても別れてはくれないあなた。
嫌われても好きでいると豪言するあなた。

寂しさは人を狂わせてしまうんだ。

私も狂っている。とうに昔から。
何も話せない。悩みを打ち明けられない。
痛みを分かち合う事はできず、今の悲惨な状況をただ彼女に伝えてしまうだけ。そんなのは……嫌だ。

無断欠勤5日目。もう、駄目だと確信する。
唯一の救いは新しく引っ越してきた人が静かに暮らしてくれていることだけ。……静寂に耳を傾ける。
静かで孤独で。
なのに涙は零れてくれない。

また…休んだ。

2006年5月25日 恋愛
沖縄は昨日、雷だったらしい。
怖いと言って深夜にメールしてきた彼女をなだめ甘えさせて、話をしていれば3時を過ぎていた。
…このまま寝ずにいればよかった。
いつも5時に起きてゆっくり仕度して7時頃に家を出る私。
携帯も目覚まし時計もキッカリ時間設定していたはずなのに…

メールの着信に起きてみれば9時だった。
どうやらメールの送り主である彼女も遅刻したらしく、慌しく高校に行く内容が書かれていたが…私はそれどころではない。
……
……そして、休んだ。

派遣会社にも勤務先にも連絡を入れずに。
仕事仲間から一通「遅刻?」とメールが来たが返事をしなかった。

午後になっても、双方からこっちに連絡は来ない。
もう駄目だ…。此処も駄目だ。
結構、居心地は良かった。休憩場所がそれほど苦痛じゃなかった。
みんな、優しかった。なのに。なのに。

……明日、仕事場に行けばそれで終わってしまいそうな気がして…怖い。
理屈で納得しても感情はそうはいかない。
なんて弱いんだろう。
心の底で叫ぶ。見放さないで、私を一人にしないで。
仕事だ、ただの仕事だと…言い聞かせても。

私の病は一向に治らない。

GWの話になった

2006年4月13日 恋愛
何も予定のない私にメル彼女は聞いてくる「こっちに来る?」と。私は「会いたい、会いに行く」と返事を打ち、「一度会ったらもうこんなやり取りはやめる」と続けた。「やっぱり会いたくない」と返事が来た。…それでいい、と安堵すると同時にどうしたって会う気になれない自分が悲しくなった。
一方的にメールを切り携帯をほっぽり投げる。ベッドに弾んで落ちた其れを前に暫くボンヤリとしていた。
微かでも彼女の会いたい気持ちを知ってしまって…私は絶望の中に沈む。…遊びじゃない。だから会えない。

…どうして男に生まれてこなかったんだろう。
ありきたりな事を考えた。
桜が見ごろなこの頃……月曜日にでも写メを取りに近くの名所へ出向こうと思っている。彼女に見せる為。
依存されると嬉しい。自分しかいない、と真っ直ぐな眼差しで見つめられるとそれだけで虜になってしまう。容姿なんて関係ない、私はただ必要とされたいんだ。

誰にも頼れない、甘えられない。弱音を吐けない。そんな人間からすれば屈託なく笑い感情豊かで泣き虫で寂しい時に寂しいと言える人間がとても眩しく映ってしまう。
何処かへ置き忘れてしまった輝きを見出すように。
自分にはないもの、密かに焦がれている部分を多々持ち合わせた人間に出会った。ただそれだけのこと。
鏡の中を通して見える相手に手を伸ばすのと同じ。かつての自分の姿なのかも知れないと期待を込めて触れるんだ。

正体を明かさずにメールだけの付き合い。
終わりなんて見えてる。じきに飽きがやってくるはずだ…。
………。

カミングアウト

2006年1月26日 恋愛
事故で空けた肺の穴も塞がり退院まで後三日と迫った今日、私は自分が本当は女性であることを告げました。
もう励ます必要も元気づける必要もない、だから真実を知らせて彼女からも彼女の周囲の人間からもあらゆる痕跡を残さずに消えようと考えていて。
だけど…結局できませんでした。
性別なんて興味ない、実際に会いたいなんて思わない、だから傍にいてと…縋られて。

彼女は目の前の幸せを欲しているのが分かった。私はそんなものに興味はなく、相手に同性だと知られた上で慕われる苦痛を思えば身がちぎれそうで、そればかり考えていて。
私は男として彼女に好かれたかった。惹かれたかった。
何故だかなんて考えたくない、感情をどうして推し量れる。

耐える事ができなかった、何も言えずに消えることができなかったのは私の弱さ。望みは彼女を抱くこと、イメージでいい。無理やりでいい。嫌いじゃないのなら抱かれろと…暗い望みをかかえているのを相手は知らない。
実行すれば消えることができるだろうか。深いキズを負わせて、去る事ができれば。

私という人間は……………………
突然の入院で一人きりの年越しを過ごす事になったチャ彼女に付き合って、そして無事新年を迎えました。
所詮お遊び、電話で話すこともいずれ会う約束も叶わない私にできる事は友達以下…傍に居てやるのだって、引きこもりで他にする事がない唯それだけの事。
事故で空いてしまった彼女の肺が塞がるまで必要とされ続けて居られるかどうか。とうとう1月になってしまった。12月中に引越しの約束をした父はきっと怒っているだろう。去年の中旬に会ったっきり連絡がない。…見放されたのか…
今までになく絶望の内に始まる年明けです。

同性だから愛を囁けないのか。けれど私は…ネットの中ですら顔が見えない相手にすら男性を好きにはなれない。
ぬくもりを拒絶する胸は代償を求め言葉をもって大切な相手を傷つける。大事にされたくない、必要とされたくないと…試す。欲望は渦を巻き理性が懸命に押し止める。誰の人生にも関わりたくない、影響して欲しくない、その根本には深い自己嫌悪の念がある。誰も愛せるはずがない。

25才になりました。当然実感などありません。いつかその事で傷ついたりもするんでしょう。未成熟な子供の心、脆いまま成長を止めてしまったのは誰にも触れさせなかったんだ、誰のせいにもできない。

眠る時間も惜しいほど、残された時間は少ないんです。

誕生日?

2005年11月28日 恋愛
25日が私の誕生日でした。世の中には誰にも祝われないどころか毛嫌いされる人間もいる事を思えば、たった一人でも"おめでとう"と言ってもらえて幸せなのかも知れない。
働かなければと思う、なのに行動に移せない。歩くスペースは限られてどんどん体力が衰えてゆく。今にちょっとした荷物も持ち上げられなくなるのかもしれない。
弟はまた留置所に入れられた。仲間と一緒にバイクや車を盗んでいたという。
父は。父は。父父父父父父親、は……………。

チャットにのめりこんでいる。
名を偽り、性別を偽り、愛情を求めている。
ぬくもりが欲しい、自分なりの優しさを過剰なまでに与えながら反面、獣のように相手を貪りたくなる。
寂しい時に傍に居て欲しい。一途というものには無縁に、次々ととっかえひっかえ求めてゆく。満たされない。満たされない。
何もかも知って欲しい余りに何も言えなくなる。
知っていて一途に想ってくれる娘がいる。何もかも受け入れると言ってくれる娘がいる。冷たくすればするほど、その先を見据え今よりずっと私に近づけると微笑む娘がいる。あの娘は知らない、抱きしめるだけに頭を撫でるだけに留まらず、いつかいつか…と下心を秘めている事に。あの娘は何も知らない、だから手を出せないのだと…。飽いている、あの娘の心は美しい、けれど触れられない肖像画はいつか哀しみに染まってゆく。

あの娘は美しい。此方側へ引き入れたく、ない。

狂ってく。自我が崩壊してゆく。苦しくて苦しくて薬を飲む。
一度眠ると半日は起きれない。目覚めは最悪。音。
湯船に沈む。目を閉じる。息が続く限り、ずっと。
悲しみは満ちる。頬に触れる。置き忘れた笑顔に憧憬を。
なぞる。なぞる。沈む。

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