眠くならない、そんな夜

三日間の休暇はあっという間に過ぎ去って、明日からまた出勤だと思うと酷く混乱して眠れない。
今日うっかり薬を飲み忘れたせいもあったのか、夜中に胸騒ぎを覚えて頭の中に、そう頭の中に新聞の活字をこれでもかと詰め込まれるようなそんなイメージが焼きついて…眠れなくて。
深夜4時。こうしてキーを叩いています。

仕事は真面目にやれるのに、休憩時間が怖い。仕事仲間に会うのが怖い。…多分、休み直前に飲み会に思い切って参加したのも原因にもなっているはず。
あたしは、酒の力に助けられ打ち解けられたはずだった。
―けど、終盤立ち上がった途端慣れないアルコールが一気に回りお手洗いで吐いた。帰りはバイクに乗せて貰った。

……情けない。
打ち解けられたはずなのにまともに彼らの顔が見れそうにない自分がいる。…それじゃあ元の木阿弥、またギクシャクした関係になってしまう。…嫌だ。
後一時間で仕度をする。7時には家を出る。
………怖い。怖い。

怖いよ。