ささやかな願い

2004年10月7日 日常
夜の9時に寝たい。

…。
………。

胃が焼けるようだ。ブランデーを二口。
ラジオをぴったり壁にくっつけてガムテープで固定した。
こうすれば完璧響くのはお隣だけだ。
ここまで行くと病的だけどいいんだ。
どうせ私は病気なんだから。

何もかもうまくいかないのは寝不足のせいだ。
思うように行かない。
視線恐怖が日増しにひどくなってゆく。
人を前よりずっと信じられなくなってるんだ。
私を見る人の目が辛い。
まともに会話すらできない私を見る人の目は奇異だ。

私は耐える。
薬で耐える。

いたずらに人を傷つけて、仕返しされて泣いて、逃げる。
それが今までの私だった。
けど今回はそうはいかない。
どこに逃げろというんだ。弟のいる実家に?
…嫌だ。どこにも逃げ場所がないならば戦うまでだ。
私は今日もラジオを設置して「騒音」に耐える。
いつまでも同棲するつもりならいつまでもこうしてやる。
とっとと一人になるか出て行って、ください。

郵便物を取った気配があった。
…だからだろうか、今のところ静かだ。
耳栓なしで眠れるだろうか。ドキドキしている。

…。
私の視界に誰かが入ってくるのが怖い。
…と言って、誰が理解してくれんだろう。
何の為に人を見るのかわからない、そう言って理解してくれる人なんているんだろうか。
誰かが私の視界に入った瞬間、すべてが真っ白になり、今まで考えていたことがすべて白紙に戻って世界は二人だけになり私はただその一挙一動におびえおののきひたすら消えてくれるのを待っている。…誰に理解できるんだろう。
誰も彼もにも言われる。

「周りをもっとよく見なさい」
「あわてないで」
「早とちりしすぎ」
「人の話を聞いて」

…。
たぶん、電話なら大丈夫だと思う。
顔さえ姿さえ見えなければすべて解決するように思える。
私は私の存在をゴキブリのように感じている。
そんな自分を他の人に見られるのがたとえようもなく恥ずかしいんだ。だから恐怖を覚える。
苦しい。
苦しい。

苦しいよう。

…書いてる今、また騒がしくなってきた。
管理会社からの注意の手紙を読んでないのか。
ラジオのスタンバイOK。
そしてまた明日は十分に眠れないまま仕事に行くんです。
そしてまたへまをして嫌味を言われへらへら笑って小馬鹿にされて。
……何を捨てたらいいですか。
このちっぽけなプライドですか。
捨てられるもんならまっさきに捨てたいです。

フラフラする。酔いが回ってきた。
世界も回っている。
あはは。あはあはははは。
…。

神よ、どうして私を見捨てるんですか?

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