土曜日、薬を貰いに心療内科に行った。
そこはいつ行っても混んでる。向かい合わせの席は一つもないのが救いかな。一時間くらい待ってやっとお呼びが掛かった。
一人暮しは、仕事の方は大丈夫?
そんな事を聞かれて「はぁ」としか答えられなかった。
とても苦しい訳じゃなくさりとて充実している訳でもない。
一瞬、自分が何の為にここにいるのか、主治医と話しているのかわからなくなった。
ちがう―私はこの人を信用していないからだ。少しも。
あくまで機械的に業務をこなしているような、人がたくさん待ってるからか、私のそんなあいまいな返答に何の反応も見せず「じゃお薬出しとくから。お大事に」背を向けてペンを走らせる姿に今度は何も言わずに私は部屋を出た。今までで最速じゃなかろうか。5分も経ってない。
薬は相変わらずのイソクリン。完全に症状が抑えられてる訳じゃないのはわかってる。けれど、自分の何らかの努力でそれが補える内は強い薬は貰うまい。本当に、限界に立ったその時までは。
同じ土曜日、なけなしの給料でユニクロじゃない店で服を買い(それでも店員に意見を求めてしまう辺り、不安でいっぱいだ)、爪磨きと艶出しを買い、香水を一つ買い(D&Gのライトブルー。爽やかさで選んだ…)、メイクセットも補充した。
まだ、誰かに好かれたいとは思えない。
それに私自身も好きじゃない。むしろ大嫌いな位だ。
だけど、こんな私にも憧れる女優さんがいて男優さんがいて。
それって人間嫌いな訳じゃないって事で。まだ何かを「好き」になれる可能性はあるって事だと思ってて。
嫌いな所ばかり目につくんなら、それを少しづつ解消していけば、無理に好きになろうとするんじゃなく自然に「許して」いけるかも知れない。今よりもっと変われる可能性を信じたい。
少しでも自信が欲しい。この胸の中に。
光熱費、携帯代、家賃は払い済みで、残金25,000円。
あまり苦しいとは思わない。何とかなるんだろうな、今月も。
弟が仕事を辞めたらしい。
弟がいない土曜を狙って家には帰れなくなりそうだ。
あの馬鹿。
そこはいつ行っても混んでる。向かい合わせの席は一つもないのが救いかな。一時間くらい待ってやっとお呼びが掛かった。
一人暮しは、仕事の方は大丈夫?
そんな事を聞かれて「はぁ」としか答えられなかった。
とても苦しい訳じゃなくさりとて充実している訳でもない。
一瞬、自分が何の為にここにいるのか、主治医と話しているのかわからなくなった。
ちがう―私はこの人を信用していないからだ。少しも。
あくまで機械的に業務をこなしているような、人がたくさん待ってるからか、私のそんなあいまいな返答に何の反応も見せず「じゃお薬出しとくから。お大事に」背を向けてペンを走らせる姿に今度は何も言わずに私は部屋を出た。今までで最速じゃなかろうか。5分も経ってない。
薬は相変わらずのイソクリン。完全に症状が抑えられてる訳じゃないのはわかってる。けれど、自分の何らかの努力でそれが補える内は強い薬は貰うまい。本当に、限界に立ったその時までは。
同じ土曜日、なけなしの給料でユニクロじゃない店で服を買い(それでも店員に意見を求めてしまう辺り、不安でいっぱいだ)、爪磨きと艶出しを買い、香水を一つ買い(D&Gのライトブルー。爽やかさで選んだ…)、メイクセットも補充した。
まだ、誰かに好かれたいとは思えない。
それに私自身も好きじゃない。むしろ大嫌いな位だ。
だけど、こんな私にも憧れる女優さんがいて男優さんがいて。
それって人間嫌いな訳じゃないって事で。まだ何かを「好き」になれる可能性はあるって事だと思ってて。
嫌いな所ばかり目につくんなら、それを少しづつ解消していけば、無理に好きになろうとするんじゃなく自然に「許して」いけるかも知れない。今よりもっと変われる可能性を信じたい。
少しでも自信が欲しい。この胸の中に。
光熱費、携帯代、家賃は払い済みで、残金25,000円。
あまり苦しいとは思わない。何とかなるんだろうな、今月も。
弟が仕事を辞めたらしい。
弟がいない土曜を狙って家には帰れなくなりそうだ。
あの馬鹿。
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