4月30日の日記

2004年4月30日 日常
一冊の本に救われた。
私は傷つかなくなった。
……いや、傷つかなくてもいい事を平然と受け止められるようになった。普通に、少しだけ近づいただけ。

ただ漠然と寂しさが残る。
きっと何か失ったんだ。見えない何かを。

人に見られるのが怖い。
私は自分にもっとも近い人の真似をしてしまう。
無意識に。
視界に誰かが入った瞬間、私の「世界」はその人のもの。
そこには支配者と、被支配者がいるだけ。
私のおびえた眼差しを、誰もがさける。目を背ける。
私は傷つきはしないけれど、不安が重なり。
何かが壊れてゆく。

たすけて。
ゆっくりでいいなんて、言わないで。
せめて名前を教えてください。
私が何に囚われているのか。
なにに怯えているのか。

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