2月14日の日記

2004年2月13日 お仕事
バイト2日目。夜7時に帰宅。くたくた…。
勤め先は結構大きな薬品会社。1階に更衣室、2階に休憩室・事務所、3階が仕事場になってるんですが…迷う、迷う。
物覚えが悪いのもあるかも知れないけれど、それ以前に変な所で気を使いすぎて気持ちが散漫になっているのも原因だと思う。
それにまだまだ、教えられっぱなしで。
一日中、「自己嫌悪するな」「失敗するな。仕事さえしっかりしてれば大丈夫だ」「嫌いな人間を作るな」と半ば脅迫染みた感じで、頭の中で繰り返しながら仕事してました。

今日は、ちょっと変わった女性のバイトさん(昨日は気づかなかったけれど、同じ仕事場だった…)が私に積極的に接してきました。
年は聞いてないけれど、30代間近位?ぽそぽそと弱々しく話しかけて来る様子に、何だか今の私を見ているように思えました。
目が合っただけで何事か話しかけて来ます。私は性格的に、そのたびに相槌を打ってしまって。愛想笑いを浮かべて。
すると反応される事にあからさまな喜びを見せられて、内心困惑してます…。
今は角が立たないように精一杯な私に、そんな過剰な期待をしないで下さいって、言いたくなりました…。
その人は他の人達にはそんな風には話しかけません。
多分、自分が期待するような反応をされないとわかっているからだと思うんです。その年で、寂しがりなんでしょう。
嗚呼。こんな感じで、昼ご飯を一緒に食べたり、休み時間に一緒に話す定番コンビになってしまうんですか?
誰とも親密になりたくないのに…
誰かだけ特別とか、そんなの私にとっては足枷だ…
ちょっと早めに仕事場に来て、誰もいないロッカーでゆっくりと作業着に着替え、時間が来るまで休憩室でそっと読書を嗜む。お昼をそそくさと食べ終えて、やっぱり休憩室で時間まで読書…
私の、仕事の合間の幸せな一時はそれで充分なのに。
……。
…。

何事もなくバイトが終われば良かったんだけど。
終了間際になって、出荷用に製造した薬ビン詰めダンボールの山の中に、ビンが一つ足りてないのがある事が判明(!!!)
計量機を使って、一箱一箱調べる事になりました。
もちろん全部手作業…死、死ぬ…
箱詰めの作業は1時間交代で、私と他2人でやってたので、時間が来たのではいさよならーって訳には行かず…
疲れた身体に鞭打って、3人がかりで手作業していた、そんな時。
「あーぁ、残業かぁ。早く帰ってゲームしたいのになぁ!(大声)」
「〜ちゃん、ゲーム好きやもんなぁ」
「うん、早くゲームしたいわッ」
…。
相槌を打ったのは、おばちゃん。
ゲームが好きとかいう人は、私と同年代らしいメガネ女。
おまえ、言うに事かいてゲームだと?まるで子供の発言やな、おぃ。
それにおまえは別の仕事で残業やろうが!
箱を調べてる内の一人が、自分の同期だからって言える台詞じゃないだろー。
ここは仕事場でしょうが。おまえの家ちゃうやろ。
んな私事を大声で言うな。(いらいらいらいら…)
ぶちきれメーターが振り切れそうになった一瞬でした。

伊達に長年働いてると、図太くなって横柄になる典型…
あんな女にはなりたくない。
(…だけど嫌いになってはいけない。)

(どうしてこんな事を日記に書くのか。
ただ単にストレス解消なだけじゃない。
口に出して言えない不満をためこむ事の恐ろしさを、
身を持って知ってるから。それは忍耐強さとは関係のない処にある。
こんな日記を書く自分がいる。大声で泣く自分がいる。
その存在を否定せずに、受け入れる事が今の私には必要だから)

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